プリンタのインクカートリッジは捨ててはいけないかも

インクジェットプリンタのインクカートリッジですが、現代のプリンタは動作パターンが複雑なので、取り外して捨てる前に、多少は考える必要があります。余計な物を家や職場からすぐに追い出すことは、生産性の観点から重要ではありますが、インクカートリッジが空でも刺さっていないと、プリンタがきちんと起動しない機種が存在するのはやっかいです。これで困るのが、

  • 複合機だとスキャンやFAX送信ができない
  • 一部インク切れでも無理に印刷できる機種でも印刷できない
  • 切れかけの他のインクが何色か表示されない

などです。間もなく捨てる予定のプリンタや印刷機能を使わない複合機なら、装置内のインクの乾燥を考えずにインクカートリッジを外して捨ててもよさそうです。しかしながら、上のリストのような問題を回避するために、使いもしない新しいインクカートリッジを買うことにもなりかねないので、注意が必要です。

故障手前が非常にやっかいな乾電池型充電池

乾電池型充電池は、eneloopやevoltaなどの有名商品が社会に定着してからかなりの年数が経過しました。繰り返し使えるイメージが強いのですが、もちろん、性能低下や故障は起こり、買い換えに気をつける必要があります。

このとき、非常にやっかいなのは、故障手前の状態です。乾電池型充電池から液漏れがある、膨らんでいる、ほとんどまたは全く充電できないような場合は故障の判断は容易です。性能低下も、まあまあ使えるなら我慢することもできるでしょう。ところが、故障手前だと見た目は変わらないのですが、極端な性能低下が発生しています。充電も使用も多少は行え、使用可能時間が5分の1とかになっているくらいだと、充電池やそれを使う装置が多数あったり、使用頻度が低かったり、充電する人と使用する人が違っていたりすると、異常に気づくことができません。

解決方法としては、診断機能付きの充電器を使用することです。初期の充電器のラインナップには少なかったのですが、近年のラインナップには、急速充電モデルのようなハイエンドではない通常速充電器にも診断機能付きの製品があります。

平凡な上に、お金がかかった解決方法ではないかと思われるでしょう。ですが、診断機能なしで異常な充電池を発見しようとすると大変です。充電池を使用している機器の使用時間を一つ一つメモしたりして発見することもできますが、大変な手間です。また、異常を発見しても、乾電池型充電池は複数本をセットで使用する機材も多いので、複数の充電池から原因の電池を特定する必要があります。電気を浪費し、一本一本手間をかけて放電テストをするとして、いつ充電池の電気が切れたかを記録する方法を用意する必要があります。これらのことを考えると、充電しながら診断できる高機能な充電器は非常に効率的です。充電池はこんな性能かと思っていても、診断機能で故障手前のものを発見し排除した結果、本来の便利さが戻ってくることもあります。

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