ショートカットキーによる効率化

パソコンの様々なマウスによる操作は、ショートカットキーと呼ばれるキー操作によって、Ctrl+Sキーで保存やCtrl+Cでコピーのように、素早く実行することができます。また、多くのソフトにおいて、覚えやすいように、ショートカットキーと機能の組み合わせは定番のものが多く採用されています。例えば、例えばブラウザで次のタブへの移動に使えるCtrl+PageDownキーがありますが、これは、Excelのワークシートのタブの移動、Microsoft Officeの各種ダイアログ内のタブ移動にも使えます。そこで、ここでは、ショートカットキーを、一つのソフトに限定せず、複数のソフトを通して、効率的に紹介していきます。

タブや開いているファイルを切り替えるショートカットキー

現在では、複数のファイルやサイトを同時に開きながら素早く切り替えることができるタブ機能が、様々なソフトに搭載されています。ここでは、タブを切り替えるための定番のショートカットキーについて説明します。なお、ここで取り上げるタブはMicrosoft Officeなどでメニューの代わりに搭載されているリボンのタブではなく、Chromeなどのタブを意味しています。

Internet Explorer以外の多くのブラウザでは、Ctrl+PageDownキーで次のタブ、Ctrl+PageUpキーで前のタブとなります。Internet Explorerでは、Ctrl+Tabキーで次のタブとなりますが、これは古典的なショートカットであり多くの他のブラウザでも有効です。
PageUp/Downキーがないキーボードでは、多くの場合、Ctrl+Fn+↓キー、Ctrl+Fn+↑キーを使うことになります。

Excelでは1つのファイルの中の複数のワークシートが下部にタブで表示されますが、Ctrl+PageDownキーで次のワークシート、Ctrl+PageUpキーで前のワークシートとなります。Ctrl+Tabキーでは、開いているファイルの切り替えが行えます。また、PowerPointや、Photoshop、Dreamweaverなど多くのソフトで、Ctrl+Tabキーで次の開いているファイルとなります。

ソフト Ctrl+PageDown Ctrl+Tab Ctrl+PageUp
Google Chrome 次のタブ 次のタブ 前のタブ
Microsoft Edge 次のタブ 次のタブ 前のタブ
Microsoft Internet Explorer 次のタブ
Mozilla Firefox 次のタブ 次のタブ 前のタブ
Microsoft Excel 2016 次のワークシート 次の開いているファイル 前のワークシート
Microsoft PowerPoint 2016 次の開いているファイル
Adobe Dreamweaver CS6 次の開いているファイル
Adobe Photoshop CS6 次の開いているファイル