Windows上のATOKによる日本語入力においてローマ字入力から仮名入力に勝手に変わる

Windows上のATOKによって日本語を入力をしているとき、なぜかローマ字入力だったのが仮名入力に勝手に変わっている場合があります。もし、変わってしまった場合は、[ALT]+[カタカナ]キーによってローマ字入力に戻すことができます。

ATOKが勝手に仮名入力に変わったように見えるのは、不思議なタイミングでこの現象が発生するためです。基本的には、他の日本語IMEを使用したときに発生します。例えば、Microsoft 日本語 IME(MS IME)で日本語を入力して、日本語入力モードのままATOKに切り替えるようなことをすると発生します。

ドライブ文字をコマンドやバッチで変更する

ドライブ文字(ドライブレター:Windows起動ドライブのc:など)は、スタートボタンを右クリックして起動する「ディスクの管理」を用いてGUIで設定可能ですが、コマンドだけで設定したい場合もあるでしょう。

もちろん、コマンドのみを用いてドライブ文字を変更することは可能です。ただし、コマンドを使用する目的は、単にキーボードのみで設定することではなく、ドライブ文字を変更するスクリプトを作成して、ダブルクリック一発で実行したり、起動時に自動実行することでしょう。

まず、キーボードを用いて手動でドライブ文字を変更する方法をご紹介します。まず、「コマンド プロンプト」や「Windows Terminal」を開いて「diskpart」と入力します。ユーザ アカウント制御により「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」と出ますので、「はい」を選ぶとdiskpartが起動します。コマンドとその解説は以下のようになります。

list volume
select volume <volume番号>
assign letter <ドライブ文字>

list volumeでボリュームの一覧を表示できます。ドライブ文字がついていない領域も表示されます。ドライブ文字をつけたいボリュームをselect volumeで選択します。assign letterでドライブ文字を付与します。

バッチ処理でdiskpartを実行する方法

diskpartを起動してからコマンド入力しているのでバッチ処理は単純には行えませんが、バッチ処理を実行するための仕組みは用意されています。難しいものではなく、diskpartのコマンドを格納したテキストファイルを用意し、以下のようなコマンドまたは、それを格納したバッチファイルを実行するだけです。

diskpart /s <diskpartコマンドの入ったファイルのパス付きファイル名>

パス付きのファイル名にすることに気をつけてください。

また、このときでもユーザ アカウント制御が出ます。ただし、タスクスケジューラを用いて「最上位の特権で実行する(I)」と設定してする場合はユーザ アカウント制御は表示されません。

diskpart /s …が書かれたバッチファイルを「管理者として実行(A)」により実行しても、バッチファイルに対してショートカットを作りプロパティの中にある「管理者として実行」を有効にして実行しても同様です。